私は泌尿器科医として18年間市中病院、大学病院で研鑽を積んで参りました。
超高齢化社会を迎え、老後は誰しも避けて通れない道でもあります。
介護する側、される側共に将来については多くの不安を抱えておられるかと思います。
病気と老化の線引きも難しく、以前は町医者で治らない病気は高度医療機関に受診しておりましたが、合併症や認知症等で治療が難しいケースも出てきております。
泌尿器科は頻尿・排尿困難・尿失禁(膀胱炎・尿道炎・前立腺肥大症・過活動膀胱・神経因性膀胱)、各種癌(前立腺癌・膀胱癌・腎臓癌)・尿路結石と、腎臓内科は蛋白尿・血尿・CKD(慢性腎臓病)に至るまでと多岐に渡り、高齢者特有の疾患もございます。
泌尿器科専門医として年齢や合併症による治療困難な方々も、個々の病態や背景に応じ、適切な診断・治療・専門医療機関へのご紹介・受け入れを行って参ります。
また以前より泌尿器科は男性の病気と見られがちでしたが、女性でもご気軽に相談に来て頂けるような環境を整えております。少しでも老後の不安が解消され、患者さまの生活向上のための一助となるように、皆様と共に地域医療を支えて参りたいと思います。