女性の泌尿器疾患|西船橋泌尿器科クリニック|船橋市・西船橋駅の泌尿器科・腎臓内科

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女性の泌尿器疾患

女性の泌尿器疾患|西船橋泌尿器科クリニック|船橋市・西船橋駅の泌尿器科・腎臓内科

女性泌尿器科

女性泌尿器科

日本の調査では、40代・50代では5%程度、60代で10%、70代で20%、80代で35%程度の女性が過活動膀胱(頻尿や急な尿意でもれそうになる)の症状に悩まされているようです。しかし女性の受診率は8%未満と言われております。半数近い方が、「恥ずかしい」「何科に行けばいいかわからない」といった理由から受診出来ていないという報告もあります。
ご旅行や演劇等が不安でいけないといった声も聞かれます。
膀胱炎や他の病気との鑑別も必要なため是非ご相談ください。

※性同一障害の診療は行っておりません。

女性泌尿器でよくみられる症状と疾患

こんな痛みや症状はありませんか?

  • 急にトイレに行きたくなり漏れそうになる
  • 尿が漏れてしまい、恥ずかしい思いをした
  • 咳やくしゃみでお腹に力を入れた時に漏れる
  • 夜何度も起きて眠れない
  • トイレが我慢できないまたは気になって、旅行や演劇が楽しめない
  • お薬を飲んでいるけど症状が改善しない
  • 膀胱炎を繰り返している

女性泌尿器科で診察する疾患

尿失禁

尿失禁は、40歳以上で30〜40%の方が経験しているといわれており、トラブルを抱えて悩んでいる女性も少なくありません。尿失禁は自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう症状のことを言います。一般的に「切迫性尿失禁」「腹圧性尿失禁」「溢流性尿失禁」「機能性尿失禁」に分類されています。
切迫性尿失禁は、急に襲われる切迫感のある尿意があり、我慢できずに漏れてしまうという症状です。排尿コントロールがうまくいかず、トイレに駆け込む事態が生じ、外出や乗り物の移動中に困ることがあります。腹圧性尿失禁は、女性の尿失禁の中で最も多く、咳やくしゃみ、笑ったときや重い荷物を持ったときなど、お腹に圧力がかかったときに尿が漏れてしまう症状です。骨盤底の筋肉の緩みが原因で、妊娠や出産、加齢などを契機に発症します。このほか、尿を排出したいのに出せず、少しずつ漏れてしまう溢流性尿失禁や、認知症や運動機能の低下が原因で起こる機能性尿失禁などがあります。

尿失禁は、状態や症状に応じて治療と対策方法が異なりますのでまずは診断をきちんとすることが大切かと思います。非常によく見かける症状ではありますが、なかなか人に言えずに経過を見ていたり我慢したりする方が非常に多い印象です。高齢の方だけではなく、出産後の女性にも骨盤底筋の緩みと部分的な損傷により一時的にほぼ必ず見られる症状ですので諦めたりせず、早めにご相談ください。

過活動膀胱

膀胱の収縮活動がコントロールを失い、膀胱に尿が十分にたまっていないのに膀胱が勝手に収縮してしまう疾患です。強い尿意が起こり(尿意切迫感)、我慢することができず、さらに症状が悪化すると切迫性尿失禁がおこります。日本では1000万人以上の男女が罹患するといわれています。加齢、前立腺肥大症、脳梗塞、ストレスなど原因は様々です。
問診や腹部エコー検査、血液検査、尿検査を行います。投薬と共に飲水制限や我慢訓練などの生活習慣の見直しも行います。またお薬でも改善しない難治性過活動膀胱についてはボトックス膀胱壁内注入療法も行っております。

膀胱炎

女性に多く、頻尿、血尿、排尿時の痛みが特徴的な病気です。多くは排尿の最後のほうや排尿後にしみるような不快な痛みを感じます。悪化してくると残尿感がひどく、何度もトイレに行くようになり、はっきりとした痛みを伴い血尿が現れることもあります。膀胱炎は何らかの原因で尿道から細菌が膀胱へ侵入することによって起こります。一番の原因となる頻度が高いのは大腸菌ですが、通常は抗生剤治療で数日以内に完治することがほとんどですしその後問題ないケースが多いです。しかし繰り返し易いことが特徴の一つであることと、あまりにも頻回に繰り返す場合は膀胱機能そのものに原因があることもあるため精査をしてみるのも一つの手かと思います。早めの受診をお勧めします。

夜間頻尿症

夜間、排尿のために1回以上起きなければならない症状を夜間頻尿といいます。加齢とともにその頻度は高くなります。夜間頻尿の原因は、多尿・夜間の尿量増加・過活動膀胱・睡眠障害のこれらが複合的な要素で起こります。
多尿・夜間多尿は、尿量が多いため夜間頻尿が引き起こされるタイプです。ときに心不全、腎不全など内科疾患が原因になっていることもあり、その場合はその疾患に対する治療によって頻尿が改善することもあります。
過活動膀胱は、膀胱容量が減少し、少量の尿しか膀胱に貯められなくなったり、膀胱が過敏になるために起こります。特に糖尿病の方は症状が強く出ます。脳卒中、パーキンソン病などの脳や脊髄(せきずい)の疾患が原因になることもあります。治療は過活動膀胱症状を認める場合には投薬治療や改善がみられなければボトックス膀胱内注入療法を行います。
睡眠障害は眠りが浅くてすぐ目が覚めてしまうために、目が覚めるごとに気になってトイレに行くタイプです。高齢になるにつれて睡眠が浅くなることが多いため、夜間に少しの尿意で起きてしまいます。日中に寝てしまうと夜間寝られなくなるため、昼寝は30~60分にとどめるようにしましょう。生活指導を行っても改善しない場合は漢方薬や睡眠薬を使用し深い睡眠を促します。簡易型の睡眠時無呼吸症候群検査を行っております。
これら3つを複合的に治療していきます。

骨盤臓器脱・性器脱

加齢の変化で骨盤底の筋肉が弱くなり、子宮や膣壁が正常の位置より病的に下垂する病気です。進行すると膣外に子宮、膣、膀胱、などの臓器が出てしまう状態になります。年齢を重ねるごとに筋肉は弱ってきてしまうため頻度が上がるといわれております。
軽度ではほとんど自覚症状がなく、進行すると尿失禁や頻尿、異物感などが生じてきますが、脱出部位により、症状は様々です。あまりに脱出がひどい方は尿が全くでない(尿閉)という状態になってしまうこともあります。治療は体操(骨盤底筋訓練)、ペッサリー(膣内に器具を入れて下垂を抑える)療法、手術療法があり、症状や年齢によって選択されますが、物理的改善を期待できる手術療法を選択することが多いです

腎盂腎炎(じんうじんえん)

尿路に起こる細菌感染症の一つです。腎臓内にある尿のたまる部位を腎盂(じんう)といいますが、そこに膀胱から大腸菌などの細菌が逆流することで感染を起こします。急な発熱、悪寒、吐き気、脇腹や腰の痛みなどの症状が出ます。抗生物質や抗菌薬で治療し、3〜5日ほどで熱は下がりますが、治療が遅れると入院が必要なこともあるので早期の治療が大切です。
女性は、膣に細菌が定着しやすいことから、大腸菌などの細菌が尿道口から侵入しやすいため、男性に比べ尿路感染症が起こりやすいとされています。原因は尿管結石や生理で衛生管理が一時的に難しいこと、妊娠期に尿の流れが悪くなる(子宮が大きくなることで尿管を圧迫する)ことも要因として考えられています。

尿路結石

尿路に結石ができる疾患で、結石のある部位によって腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分けられます。20人に1人が一生に一度は罹患し、男性が女性の約3倍多いとされています。 結石の大きさや位置によっては激痛が起こり、吐き気、嘔吐を伴うこともあります。尿検査、超音波検査、レントゲン検査、CT検査などで診断を行います。10ミリ以下の結石であれば、投薬治療により自然に排石を待つ保存療法が基本になります。10ミリ以上の結石や、小さくても自然排石が難しいと考えられる場合には、体外衝撃波結石破砕手術(ESWL)や経尿道的尿管結石破砕術(TUL入院、麻酔して内視鏡下でレーザーを用い結石を破砕)などが行われます。なお、破砕術は当院では行なっておりません。(ご紹介はいたします。)